KSEM
Kanlungan Sa El-Ma Ministry , Inc

チーフワーカーのアウイットさんと子ども達


ストリートチルドレンの保護、教育、更生を目的として、3つの施設の運営と、ストリートチルドレン及び
  路上生活を送る家族の健康調査や支援を行っています。



 
 
  

ドロップインセンターで、(株)エスパルスから贈られたTシャツを着て


★ドロップインセンター

    -ストリートチルドレンの緊急避難所-
  貧困のため家庭が崩壊し、親に捨てられる、性的・肉体的虐待を受ける、あるいは薬物に汚染されるなど、生きる基盤を失ったストリートチルドレン。彼らは盗み、レイプなどの罪を犯した結果、もしくは家族や地域住民からの通報や問い合わせによってドロップインセンターに保護されます。そして、彼らの多くが心理的・精神的問題を抱えています。
 ドロップインセンターでは、こうした子供達に安全な生活の場を提供し、衛生的・健康的な生活習慣を身に付けてもらうとともに、個別のカウンセリングや調査によって彼らの背景を明らかにし、傷ついた精神状態の回復を目指します。
 現在マラテ、ツナサン2箇所のドロップインセンターで、ストリートチルドレン救済のための活動が続けられています。 

函館東部教会の皆さんから贈られたキルト。

★ラグナ共同生活センター
  精神的に落ち着き、基本的な生活習慣を身につけた子供たちは、ここで共同生活を送りながら、大学までの教育や、職業訓練を受けることができます。2002年度は45人の子供たちが入居し、その中で3人が高等学校に進学、10人の子供たちが際立って学業行動に優れたとして表彰されました。
こんな活動も・・・
☆代替教育(主に識字教育)-ALTERNATIVE EDUCATION-
  ストリートチルドレンであったほとんどの子ども達は読み書きができません。そういった子供達が正規の教育が受けられる程度の学力と基本的な知識やマナーを身に付けることを目的としています。
☆生計確立のための技術訓練-SKILLSTRAINING AND LIVELHOOD ASSISTANCE
  子ども達は各施設で、紙作り、刺繍、カード作り、靴磨きの技術習得のためのトレーニングを受けています。なかには毎年決まった受注のあるものや、利用者の評判もよく、自立への希望が持てるようになってきたものもあります。
☆アフターケア―プログラム−AFTER CARE PROGRAM-
   ドロップインセンターや共同生活センターから家庭に復帰した子ども達の、その後の生活状況や健康状態を定期的にチェックし、フォローに努めるプログラムです。
 ☆啓発運動−ADVOCACY-
   効果的な社会啓発運動として、子ども達の聖歌隊を組織し、社会、教会、学校、個人的な招待、政府の機関からの招待など、あらゆる組織、団体への働きかけを行っています。また、カンルンガンのミュージカル・アドボカシーは創造的で力強く、貧困の問題や子ども達の現状を伝え、福祉への関心を高める上に大きく貢献しています。
 ☆路上生活者への啓発・支援活動−STREET EDUCATION−
   マニラ市内の公園、大通りなどの路上で生活する家族や子ども達に対する支援活動です。アルコールや薬物の濫用を抑止するために協同組合を組織したり、正当な収入の方途を支援するなど、路上生活者の相互扶助と、健全な生活状態の維持を目的としています。




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